Newton 空間:にゅうとん姫

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7thHeavenの空間
にゅうとん姫	ヒストリー／思い出

■にゅうとん姫■はNewton用アプレット「デイリーののがき」2000年度版内で発表された連載小説です。
一ヶ月に一話づつ表示され、その都度次回連載予定日を告知していたので、全てを読破した方は非常に少なかったと思われます。ここではそのオリジナル原稿を全文掲載いたします。
なお、現在「Newton Japan Online」で休載中(^^;の「にゅうとん姫」はこの文章に加筆変更したものです。

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■連載小説「にゅうとん姫」予告その1■
あの、巨匠「宮田信吾」が満を持して送る連載小説、
「にゅうとん姫」いよいよ連載開始！！
第1回は00/00公開予定、皆さんお見逃しなきよう。

■連載小説「にゅうとん姫」予告その2■
Newton界の暗黒領域をえぐる問題連載小説、
「にゅうとん姫」いよいよ連載開始！！
第1回は00/00公開予定、皆さんお見逃しなきよう。

■連載小説「にゅうとん姫」第1回■
あつこ（仮名24歳）は、いつものようにMP2100を開いた。
「Newtonよ、Newton。この世で一番美しいのはだあれ？」
MP2100は答えた。
「あつこ姫、それは、こ、琴美さんです。」
「え？そ、そんなぁ」
あつこは大きなショックをショックを受けたように、その場に大きく崩れ込んだ。
....次回「巨食」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第2回■
「私はNewton界では唯一無二の女王のはずよ、そ、それが、あんな小娘に....。」
あつこ（仮名24歳）は悔しさのあまり、
側にあったヘレステーキ300ｇとシナモンティを飲み干した。
「まだ大丈夫だわ」
あつこは、Newtonのカロリー計算アプレットを起動して計算までしてみた。
「そうよ、やはり林檎よ、アップルだわ。愛は毒林檎で決まりですわ。」
....次回「毒々」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第3回■
あつこ（仮名24歳）は、5色の林檎に「10061」の毒を注射した。
「これを食べさせれば、琴美さんは昇天だわ、おホホホホ。」
あつこはまだお腹が減っていたため、
無意識にその林檎を手している自分が少し怖くなった。
後はそれをどう食べさせるか？の作戦だけだ。
....次回「魔女」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第4回■
「そうですわ、やはり変装ですわ。毒林檎とくればおばあさんですもの。」
あつこ（仮名24歳）は、念入りにお化粧をした。
大好きな帽子もこんなときにも役に立つもので、
ケープを羽織ればもう完璧な魔女スタイルだ。
「よし、NJのオフ会に出発ね。」
....次回「タイ」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第5回■
とある、青山のタイ料理屋。NewtonJapanのオフ会会場である。
あつこ（仮名24歳）はいつものように遅れて到着した、
「ここからは私の演技力を発揮する時だわ。」
あつこは、通りすがりの林檎売りのおばあさんの演技をしながら、
テーブルとテーブルの間を進み、さりげなく琴美の側に近づいた。
....次回「琴美」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第6回■
「えー、林檎はいらんかねー。」
あつこ（仮名24歳）の演技は完璧かに思われた、しかし、
「あれー、ののがきさん、今日はシックな装いですね。」
と、ハーパーのダブルをロックで呑んでいる琴美にあっけなくばれてしまった。
「あれー、琴美ちゃんお元気でしたの？」
臨機応変なあつこは、すかさずいつもの笑顔に切り替えた。
....次回「闘争」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第7回■
「なんで、この変装を見破ったのかしら？」
あつこ（仮名24歳）は心で疑問に思った。
そりゃ、誰だってタイ料理屋の店内には林檎売りは居ないと思うことを、
あつこはまだ気が付いていないようだ。それでも、
「琴美さん、私のアメリカ土産の巨大林檎召し上がる？」
と照れも無く差し出した。
....次回「微笑」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第8回■
もちろん、能天気な琴美は何の疑問もなく、林檎に手を伸ばした。
「わー、美味しそう、食っていいんですか？いただきますぅ。」
琴美は林檎をまるかじりした。
あつこ（仮名24歳）は、これで自分の女王の座は安泰だと思った。
思わず顔がお日様のような微笑になるのを抑える事ができなかった。
....次回「二個」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第9回■
「ののがきさん、何か楽しいことでもあったんですか？」
琴美が二個目の林檎を食べながら、その笑顔に反応して聞いてきた。
「い、いえ、喜んでもらえてよかったなぁと思って。」
あつこ（仮名24歳）は続けた、
「それじゃあ、私、おデートがあるのでここで失礼するわね。」
一刻も早くここから立ち去らなければ、自分が疑われてしまう。
....次回「土産」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第10回■
「あ、じゃあこれお返しです、イギリス土産です。」
そう言って琴美はへろっずアップルティの缶を、あつこ（仮名24歳）に投げた。
「あ、ありがとう。」と言ってあつこはショートバウンドで受け取り、
笑顔を振り撒きながら店を後にする。
「えー、林檎はいらんかねー。」
....次回「結果」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」第11回■
琴美は完璧だと思っていた。
あの、アップルティには「10061」の毒が仕込んである、
これであの、女王ののがきも終わりである、やっと私琴美の天下になるの、と。
....翌日、リスタートできず変死体となっていた琴美とののがきが発見された。
その新聞の一面記事を見ながら、微笑むある人物がいた。
....次回「最終」は00/00連載予定

■連載小説「にゅうとん姫」最終回■
「やっと、私の天下になったのね。」額に＠のある男がつぶやく。
「Newtonよ、Newton。この世で一番美しいのはだあれ？」
「お二人の美女が居なくなった今、それは、杉山岳文さん、あなたです。」
「おほほほほ、やはり私よね。おほほほほほほ。」
仕事の忙しさから最近性転換逃避した男の、その笑い声はいつまでも響いていた。
- THE END -
新連載「琴美股旅日記」は来春公開予定、こうご期待。

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2002/6/16 登録
3315クリック

02/6/16	Ｎ＠　ははは、おれ、この結末、知りませんでしたよ。「最後に出てきた」ってメールでは聞いていたんですが。
02/6/17	7thHeaven　喜んでいただいて何よりです(^^)。顔を見ると、なぜか額にぼんやりと＠が見えてしまうんです(^^;

2リンク

掲載アプレットつながり

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