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◆ NEWTON @ -AtMark- 更新終了 - ありがとうございました
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◆ 御礼 - Newton サイトでミリオンアクセス突破
1998年2月27日のNewton ディスコン発表 以後、Newton に関するニュースの収集は年々困難になり、特にここ1年はデイリーベースでニュースをお届けするのは世界規模でも不可能な状態となってます。個人的には、現在でも Newton MessagePad 2100 をメインマシンとして使い続けていますが、Newton を使うことと Newton サイトを運営することは「カナリ違う」もので、自分の中でも「新しい使い方」を開拓しなくなった Newton についてニュースを集めることに疑問も抱いてきました。
この状況の中で NEWTON @ -AtMark- を続けてこれたのは、「 Newton サイトで100万アクセスを突破する」という開設当時の夢を NEWTON @ -AtMark- が達成できるポジションにあったこと、そして、なんとか Newton コミュニティを結び付け続ける「場」になりたいという願いがあったからです。まぁ、主宰者の意地(何に対するだ? Jobs か?)もあったのですが、なんとかここまでやってこれて、「はぁ、肩の荷がおりた」とホッとしています。
Newton に集う人達は非常に個性的で魅力的な人が多く、他ではなかなか得られない体験をたくさんすることができました(幸運なことにこれは現在も続いております)。そんな Newton コミュニティに対し「自分は何ができるか?」というところから出発した NEWTON @ -AtMark- 。やっとここにきて、僕なりに「 Newton と Newton コミュニティへの恩返しはできたかな」という感じです。
暑い日が続いております。くれぐれもご自愛下さいませ。どうもありがとう。
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◆ ごめん、Newtourage - Newtourage 0.5
メールを読み返してみると、最近の告知でさえ、"Newtourage 0.5 will synchronize your Newton's Names Application with
Microsoft Entourage's Address Book (Entourage is part of Microsoft Office:mac 2001). " とある。Newtourage は Names と Entourage のアドレス帳をシンクロさせるソフトだったのである。
個人的には Newton の Names は今一つだった。特に NewtonOS 2.1 で Names を使う場合、Newton Language Kit を使用しないとうまくソートされないことがあった。また、全データを Newton で打ち込むのは大変な作業であったし、データ転送を行なう X-Port を使うと Assist の検索でヒットしないなどの問題もあった。NewtonOS 1.x 時代にはシンクロソフト(というか Newton の情報を編集できるソフト)がデフォルトで付属していたのに対し、NewtonOS 2.x はデータのシンクロに関しては非常に寒い状況だったのである。
ので、Names は使ってなかった(マジで1件も登録してない)。表示には難があるが、PalmV のアドレス帳の方が数倍使いやすい。シンクロもできるし表示もはやい。しかしながら、Names のデータをちゃんとパソコンとシンクロできるなら、かなりの問題が改善される。Newtourage は試してみる価値がありそうだ。
Newtourage は 2001年3月よりリリースされているようだ。MacOS 8.1 以降の PowerPC マシンで動作し、MacOS X でも Classic で動作する。Office:mac 2001 に付属する Microsoft Entourage が必要だ。NewtonOS は 2.0 以降のマシンに対応している。$25 のシェアウェアだ。Entourage のアドレス帳項目のほとんどを Names に対応できるようだ。日本語の扱いがうまくいくかどうかは追ってレポートしたい。
「Newton の情報はもうないよなぁ」なんて思いながらサイトを運営するのは辛いもんだ。だけど、肝心の情報をザルのごとく見のがしてたらしょうがないよなと反省させられる記事だった。ごめん、Newtourage 。
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◆ アジアで復活? - Psion + Enfour
先日、各方面で「コンシューマ PDA から撤退」という報道が続いた Psion 。「アジアはやります」ということだろうか。Psion のハンドヘルドデバイスが「突然絶滅」してしまうのか心配したが、とりあえず商品供給が続くことはありがたい。Newton しかり HP200LX しかり、いくら魅力的なデバイスでも製品供給が止まったらビジネス的には「終わり」になってしまうからだ。
しかし、新商品(新機種といった方がいいか)を開発費用を捻出できるほどアジアの PDA 市場は大きいのだろうか?もし、既存商品に現地言語に対応したソフトウェアを搭載したパッケージが販売されるということなら、そのデバイスに「進化」は求められない。キーボードのキートップ表示や各部の表示を中国語にした「中国語版 Psion618C」を見たことがあるが、今後、新製品が新たに開発されるのか、既存商品の各言語版が展開されるのか?
Psion PLC のホームページを見ると現在、同社がソリューションに注力しているのが分かる。そして、PDA デバイスの今後の展開については、PSION STATEMENT ON SUPPLY OF PDA / PALMTOP PRODUCTS というプレスリリースで説明している。そこでは、" Psion has announced that it will not be developing next generation PDA or Organiser products for consumers." と名言されている。これには、" Psion continues to develop highly innovative products beyond the PDA market. " というフレーズが続く。Revo / Revo Plus / Psion 618 (Chinese language Revo) / Series 5mx / Series 7 の製造・販売は続けるが、新機種(次世代機種)の開発はしないということだ。
この状態でアジア市場でがんばるといわれても釈然としない感じ。アジア市場でなんとか「耐え忍んで」、次の PDA の波で完全復活して欲しいところ。市場と一緒にデバイスも企業も成長してくれないと、うまくはまわらないものだから。
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◆ Music @-AtMark- - コルグのイヤフォン型メトロノーム
「世界初、耳元でリズムを刻む、超小型、最軽量マイクロ・メトロノーム。斬新なイヤー・フィット・タイプで場所を選ばず手軽にリズム・トレーニング。」とのことで、リズム隊プレイヤーは自己練習にひとつ欲しくなるのでは。イヤフォン型なので使っている本人しか聴こえないんだろうけど。
あのデザインで簡単なドラムループを BPM 指定で再生できる「グルーブ・メトロノーム」があったら僕は買いますよ。自己練習のために。どうでしょう、コルグさん。
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◆ これでいつかは MacOS X 対応? - Newton Package Installer for UNIX
Linux や UNIX を使っている人で Newton にパッケージをインストールしたい人(いるのか?)にお薦めらしい。「 MacOS X で UNIX を勉強したい」なんて人はプロジェクトに参加してみてはどうでしょう。ちょっと苦しいかな。
最近、Nuendo for Mac を発表したばかりの Steinberg は Mac お宝鑑定団のスペシャルレポートにおいて「Steinberg 社は開発の重点が Windows に置かれるようになったため、とりあげられなかった。」との記述があった。そうなの?
Mark of the Unicorn の DP3 は出荷がはじまったばかりだが、某メーリングリストで MOTU スタッフが MacOS X で動作する DP3 を開発中であり、既に実際なんとか動いていると非公式に発言している。各社待ったなしという感じですね。
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◆ Newton Inc のパンフレット - www.splorp.com/newton/
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◆ Psion は コンシューマ PDA、携帯端末から撤退? - Psion
Psion のビジネス再構築に関するプレスリリースはリリース独特の書き方(今後フォーカスする分野の話が中心)がされているが、同社が今後は法人マーケットに注力していくことが述べられている。ホームページも法人向けソリューションのみが掲載されている(以前はこんな感じだったと思う)。現行コンシューマプロダクトである Psion シリーズの携帯端末の販売は過剰競争ぎみ PDA 市場での展開は採算面から割に合わないとの判断がある模様だが、サイオン、個人向け市場からの撤退報道を否定(CNET)という記事もあり、同社のコンシューマプロダクトの長期的な展開は不明である。また、日本市場で販売されている Psion 製品の今後についての情報はまだ入手していない。
現行 Psion 製品の OEM 展開も考えられる(現に revo の OEM も存在する)が、OEM はあくまで OEM であり新製品の開発リスクを他社だけでかぶることは考えにくい。「短期的にはコンシューマ市場から撤退し、将来は未定」というのが実情だと推測する。体力を温存して次世代の PDA 市場で会えることに期待したい。
Psion の撤退により、PDA の選択肢がまたひとつ少なくなった。PalmOS か Pocket PC か( Windows CE か?)か、はたまた Linux か。いいモノ作ったところが必ずしも勝つ訳ではないのがビジネスの世界。パソコンみたいな世界になったら退屈になる。残念。
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