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2002.6.7 〜 6.21

ブラジル優勝!日本は決勝トーナメント進出

いやいや今月は忙しかった!GENIO e55oG の濃いレビューを書きました。今月は仕事とサッカーで 過ぎていきましたね。2002年も折り返しです。






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MacOS X で更新中 ....。

Assist
BEHRINGER DDX3216 T600C live Reason A Class AirMac NI B4

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 2002.6.21 Fri 

◆ Sheet To Go がハイレゾズーム対応

CLIE SONY CLIE の新機種、PEG-T650C が出ましたよね。僕は T600C を持っているので、全く気にしてなかったのですが、この T650C ならではの特徴があるんです。それこそ現行機種である折りたたみ型の NR70 シリーズにも搭載されていない機能が。

それは、添付の表計算ソフト Sheet To GO がハイレゾ対応しているということ。SONY CLIE の 320 ピクセル表示で3段階のズームができるんですね。従来バージョンでは、9行ほどしか表示できなかったものが、最大19行も表示できるようになります。売上表などを持ち歩きたいビジネスマンにとって、これは大きいです。強制的にスモールフォントに対応させる hrFontMapper というソフトもありますが、残念ながらセルの幅は変更されません(文字は小さくなるものの9行表示は変わらない)。これは悔しいです。

ソニーサポートセンタによると、「ハイレゾズーム対応の Sheet To Go 日本語版の配付の予定はなく、T650C を購入してもらう以外に入手方法はありません」とのこと。

Palm ソフトレビューの総本山 Muchy's によると、QuickSheetTinySheetMiniCalc という表計算ソフトはみなハイレゾ対応で表示領域拡大が可能。でも、すべて有料。バンドル品ながら Sheet To Go の正式ユーザであるクリエユーザには納得がいきません。

背に腹は変えられず、TinySheet(メーカー)を試用してましたが、試用した Ver 4.12 の不具合でシートの同期を失敗し、大切なデータをみごとぶっ壊してくれました。おまけに、Excel シートから専用データへのコンバートの時間がやたらにかかります。それこそ、Sheet To Go なら一瞬で終わるシンクロナイズも TinySheet だと40秒近くかかってしまう。またハイレゾにすると画面が小さすぎてセルの罫線の選択がものすごく難しい。

現在はシートのシンクロ不具合を修正する 4.13 が提供されています。また、TinySheet は動作が軽いのでも有名です。

困ったなぁ、と思っていたところ、High Resolution Sheet To Go Now Available! というニュースが飛び込んできました。ヤッホー。危うく 3,000円をドブに捨てるところだった!ということで、Sheet To Go に舞い戻ってきたわけです。

SheetToGo SheetToGo SheetToGo
クリックで拡大


現在提供されているのは英語版のアップデートプログラムです。これをクリエにインストールすると、日本語と英語のメニューが入り交じるという不具合が発生しますのでお薦めできません。と断っておきますが、僕はインストールしましたですよ。Excel シートとのシンクロも速いし、ハイレゾズームが3段階なので、セルの選択も罫線の移動もばっちりできます。もう少し待ては日本語版のアップデートもはじまるのではないでしょうか?

以上、パームでもクリエの添付ソフトというディープな内容をお届けしました(笑)。

いやいや暑いですね。
今日のブラジル VS イングランド戦は楽しみですね。今日はさすがに会社で働いております。ビデオが楽しみ。
 
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 2002.6.20 Thu 

◆ Propellerhead Software REASON 2

Reason 2 キタキタキターッ!

Propellerhead Software のミュージックワークステーションソフトウェア REASON 2 が完成し出荷が開始されたようです。はやくもデモバージョンのダウンロードもスタート。いやいや待ってました!という感じ。

NEWTON @ -AtMark- 3.29 Fri でお伝えした通り、REASON 2 は、Mac OS X に対応し、グラニューシンセのソフトウェアシンセサイザーとサンプラーが追加されています。シーケンサを別ウィンドウで表示することも可能になりました。カメオ、じゃなかったメガフュージョンの REASON 日本語サイトにある通り、2002年3月1日以降に REASON を購入したユーザには無償アップグレードパスが提供されます。

REASON 2 のβテストに参加していたのですが、PowerBook G4 667MHz だとちょっと重い感じが( Mac OS X 環境)。「REASON は軽い!」という印象があったので意外でした。まぁ、あくまでβ版なので製品版は最適化が進んでいると思います。時間がある人はデモバージョンをダウンロードして試してみるといいでしょう。僕は時間がないので製品版の出荷を待ちます(笑)。

夢の「 Mac OS X だけでサクサク音楽環境」が目前となりました。嬉しいです。

ところで、MOTU の DP 3.1 はどうなったんだ?主要ソフトはみんな Mac OS X 対応しちゃったぞ。いまさら Mac OS 9 で出せないぞ、ホント。今月のサンレコは Logic 特集ですね。頼むよ、MOTU 。
最近は寝る前に Blues Music で遊んでます。Meditation Music も面白そう。フレーズボタンをキーボードからコントロールできないかなぁ。あとフレーズの楽譜があればボタンを認識しやすいんだけど(笑)。もしくは黒人ギタリストの表情とか。
ディスク面に画像を描ける CD-R ドライブというのも凄いね。かっこいい。
 
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 2002.6.19 Wed 

◆ TOSHIBA GENIOe Update

GENIO e GENIO e 550G レビューをお届けして息切れしてしまった本サイトですが、システムアップデートが提供されていますので、ご紹介しておきます。本情報は某PDAショップ元店長の川口氏にいただきました。

GENIO e550G(バージョンV1.15J)をご利用のお客様へ−お詫びとお願い−にある通り、「東芝GENIO e550G アップデート V1.20」の提供が開始されています。アップデート内容は以下の通りで、パフォーマンスには影響がなさそうです。

  • 省電力制御:バッテリ使用時間が製品仕様に記載の時間より約1時間短くなる現象を修正しました。
  • オンラインヘルプ:「プロセッサ設定」画面で、オンラインヘルプを見ると、「フロントライト」のヘルプが表示されていた現象を修正しました。
  • ホーム:「ホーム」でスクロールバーが出ている状況で、最上行/最下行にスクロールできなくなることがある現象を修正しました。
  • ホーム:「ホーム」の実行中タブから、「i-navigator」に切り替えた時、クローズボタン(X)が表示されない現象を修正しました。
  • ホーム:設定の「プロセッサ設定」で[変更]をタップした後の確認ウインドウが表示されている時、「ホーム」の実行中タブに「Processor Property Sheet」と表示されてしまう現象を修正しました。
  • ホーム:設定の「入力」でエラーウインドウが表示されている時、「ホーム」の実行中タブに「設定」と表示されてしまう現象を修正しました。
  • ホーム:「ホーム」の情報ウインドウ表示中に、ナビゲーションバーにある音量調整で、音量オン/オフを切り替え、「ホーム」画面をタップしても、情報ウインドウの音声出力アイコンが切り替わらない現象を修正しました。


「アップデートすると、本体メモリに保存・インストールされている、データ・プログラム・設定等は、すべて消去されます。データ等の消失に関しては、当社では一切責任を負いませんのであらかじめご了承ください。」ということで、必ずバックアップをとりましょう。地図や辞書などをインストールするとバックアップに果てしない時間がかかります(Newton を思い出すなぁ)。重いデータは再インストールした方がいいかもしれません。

後日談ですが、パソコンが GENIO e550G を認識しなくなるという問題で、サポートセンタのお世話になりました。同様の事象に出会ったら、デバイスマネージャで、Windows CE USB Devices というのが見つからない場合、Pocket PC サイドをリセットするといいようです。Windows CE USB Devices が見つかるのに認識しない場合はドライバをウィザードに従って再インストールすれば認識するようになります。なんかここらへん、ややこしいですね。

いやいや、日本ベスト8進出ならずで残念でした。昨日は午後半休で試合にのぞんだのですが(笑)。
Internet Explorer 5.2 for Mac OS X の Mac OS 10.1.5 フォントスムーシング機能ですが、フォントサイズを小さくすると読みにくいですね。URL のフォントも文字がくっついちゃいます。JavaScript で表示したダイアローグのスクロールが機能しない場合があるバグは Microsoft に報告したのですが、反映されてないですね。これを直してくれないと困るんだがなぁ。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN /安彦良和」を買いました。懐かしいなぁ。
 
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 2002.6.8 Sat 

◆ TOSHIBA GENIOe レビュー(2)ソフトウェア編

GENIO e GENIO e 550G レビューの2回目はソフトウェアに焦点をあててみましょう。高性能な PDA といってもソフトウェアがなければただの箱。本機が搭載するソフトについての考察と SONY CLIE と比較した総合的な「性能」について紐解いてみましょう。

搭載しているソフトウェア:
GENIO e 550G は Pocket PC 2002 を搭載しています。Pocket PC 2002 がデフォルトとして提供しているソフトウェアは、連絡先(アドレスですね) / 予定表 / 受信トレイ / メモ / 仕事(To Do かな)/ ボイスレコーダなどの PIM 系ソフトと、Pocket Internet Expolorer / Pocket Word / Pocket Excel / Windows Media Player 8 / MSN Messenger / ソリティア などが主なもの。

これらに加えて、辞スパ(英和、和英、国語) / JR トラベルナビゲータ / モバイルアトラス(GENIO 版) / EasyViewer(GENIO 版) と JAVA 環境、i アプリ環境、T-Time などが付属する。追加ソフトウェアは CD-ROM でインストールしなければならず、買ってきたばかりの状態だと「できることがすっくないなぁ!」という感じ。主要な追加ソフトはプレインストールして欲しいものです。

「連絡先」「予定表」「受信トレイ」などは Outlook と連携します。Outlook を使っていない人(大勢いるだろう)は連絡先は自分で入力しないとだめ。受信トレイは ActiveSync で Outlook のメールを転送するものかと思っていましたが、「サービス」を追加することでインターネットメーラーになります。「受信トレイ」ですが送信もできます(笑)。

基本的な機能や操作性:
Pocket PC の ActiveSync と Palm OS の HotSync を比較すると、Palm がなぜシンプルだといわれているのかが実感できます。PIM 系アプリ&データを統合して管理できる Palm Desktop の役目がセキュリティやウィルスで問題が多い Outlook となっているのが難点。ソフトのインストールやバックアップ、同期の操作性は Palm OS に軍配が上がりそうです。

また、GENIO e 550G の場合、クレイドルの作り(昨日の記事参照)から「ちょっとクレードルに置いて充電」という気になりません。また、デフォルトではクレードルに置くとパソコンと同期を始めてしまします。また同期を手動でやる場合、パソコン側で同期ボタンを押すことになるので、いちいちパソコンを操作しないとなりません。Pocket PC でもメーカーによっては可能だと思われますが、同期ボタンはクレードルにあった方が便利ですね。また、時々「パソコンがデバイスを認識しない」「突然、ActiveSync が USB をサポートしなくなる」ということがありました(またヘルプがリダイレクトするリンク先が英語だったし)。

ただ、PIM 系ソフトの閲覧性は 160×160 ピクセルという最近の携帯電話より狭い画面の Palm OS より優れています。ハイレゾに対応している SONY CLIE を使ってしまうと、通常の Palm デバイスは「ほとんど冗談」のように感じますが、Pocket PC ならなかなかです。ただ、スモールフォントという概念がないのか、スクリーンの解像度の割に文字が大きく、メールやブラウザなどは思ったより情報を表示してくれません。GENIO e 550G はスクリーンサイズが大きいので特にそう感じるのかもしれません。

日本語手書き入力も非常に快適で「入力しよう」という気になります。漢字もオーケー。ここらへんは国産 OS でないのによくできてます。ただ、ペンベースマシンなのに、ペン入力によるコマンドがほとんどありません(これ、ホントにないの?)。操作の取り消しやテキストの編集、オブジェクトの取り扱いなど、Newton でいうジェスチャーの類いが見当たらないのが不思議です。

ブラウザの性能:
最近の PDA としてはインターネットの閲覧とメールの性能が気になるところです。前回の Compaq iPAQ のレビューで Pocket Internet Expolorer を絶賛したのですが、時代とともに要求は高まる一方なもので、正直、SONY CLIE T600C + hrFontMapper で 320×320ピクセルで表示する Xiino の方が使閲覧性が高いです。

GENIO e CLIE

それぞれクリックで拡大

    ※ こうやって並べてみると SONY CLIE の方が Web は見やすいという結論になりますが、hrFontMapper というユーティリティを入れているという点がポイントです。SONY CLIE も買ってきた状態ではこうはなりません。Pocket PC にも似たようなユーティリティがあるかもしれません。知ってます?

Xiino は Table タグを画面に閲覧しやすいように再構成する機能があります。例えば NEWTON @ -AtMark- は左のエリアと記事のエリアは別の TD で囲まれています。Pocket Internet Expolorer で NEWTON @ -AtMark- を表示すると、パソコンレイアウトそのままに表示しようとするので、読むたびに微妙にスクロールしなければなりません。毎日のサイトチェックには向いてません。しかし、Xiino は Table を組み直して左エリアの下に右エリアを表示してくれます。以前紹介した様に、Xiino + hrFontMapper で NEWTON @ -AtMark- を含む多くのサイトはちゃんと表示することができるんですね。

また、Pocket Internet Expolorer は読み込み中に操作を受け付けなくなることが多いようです。パソコン用に作成されたサイト閲覧は不便です。Xiino は読み込み中もスクロール、読み込み中止などの操作を受け付けてくれます。これはホント、大きな差です。

GENIO e その他のアプリ:SONY CLIE T650C には、各種のマルチメディア系ソフトが付属します。その点、追加ソフトがあるものの GENIO e 550G はちょっと寂しい感じがします。もしメインターゲットがコンシューマならもっとバンドルソフトをつけるでしょう。個人的には「モバイルアトラス」「辞スパ」が気に入ってます。地図データをインストールするには外部のメモリカードが必須だと思います(例:東京 28.1MB、横浜市 14.6MB、大阪市 9.7MB など7エリア)。辞書は「発音記号」の表示も可能です。

総括:
Pocket PC 全体に言えることですが、どうもいろんな機能がごちゃまぜになっている気がします。個々の機能はさておき、Palm OS の方が「できること」を「シンプル」に実現している感じがします。日々使うには「シンプルなインターフェイス」「シンクロの容易さ」がポイント。ザウルスもそうですが、Pocket PC ももう少し洗練されればなという感じです。

ただ、ハード的には一番イカしていると思います。通信アダプタをつけた CLIE より僕は好きです。


なかなか濃いレポートをおとどけしました。来週も多忙にて更新は少ないと思われます。ではごきげんよー。
 
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 2002.6.7 Fri 

◆ TOSHIBA GENIOe レビュー(1)ハード編

GENIO e 久しぶりの PDA レビューは発売されたばっかりの GENIO e 550G です。XScale 400MHz のプロセッサを搭載した Pocket PC 2002 マシンです。

発売時期が遅れたものの、ボーナス戦線に抜群のタイミングで投入された GENIO e 550G 。狙っている人も多いのではないでしょうか。または、新型の SONY CLIE と迷っている人もいるかもしれません。Palm OS 搭載機と Pocket PC 搭載機を比べるのは一概に言えないところがあるのですが、そんな観点もいれてみていきましょう。

デバイス:
GENIO e 550G は OS に Pocket PC 2002、Intel XScale PXA250 400MHz のプロセッサを搭載、64MSDRAM / 32MB Flash ROM のメモリ構成に 240×320 ピクセル(Pocket PC 標準)4.0 型 TFT 液晶、CF カードスロット、SD カードスロット、赤外線ポート、内蔵マイク、ステレオヘッドフォンジャック、USB 、拡張スロットを使えば PC Card も使える豪華な拡張性を備える。これで本体は 76.5mm × 125mm × 15.9mm で 170g というコンパクト/軽量を実現している。構成によっては 1GB のマイクロドライブもチョイスできる。

170g というのは Pocket PC 搭載機の中では一番の軽さであり、SONY CLIE T650C が140g だから通信アダプタを付けたクリエより全然軽いということになる。例えば HP jornada 568 もかなりコンパクトだが小ささ故に重さを感じる。持ってみると「あ、重い」と感じるわけだ。でも、GENIO e 550G は軽い。ポケットに入れて持ち歩ける最低重量をクリアしているように思う。

GENIO e また、本体ギリギリまで拡大した 4.0 型液晶もライバル機の中では最大のもの。液晶が最大で軽さも一番というのは凄い。ただ、画面が大きいものの解像度は変わっていないので、文字や地図などが見やすい分、あか抜けない Pocket PC のインターフェイスが退屈に感じるのも事実。広さあたりの解像度が高いと画面が締まった感じになるが、その逆の印象を与えている。

煩雑になりがちなボタン類もすっきりと配置。HP jornada 568 のサイドはボタン類でうめ尽くされていて「しっかりホールドすると、ボタン押しちゃうんじゃないか」と心配になるが、GENIO e 550G はよくできていると思う。

GENIO e 専用クレードルにははっきりいって「置きにくい」。接続端子が突き出ており、クレードルに本体をセットするのはコツがいる。この発想はなんともいえないです。パソコンとの接続は USB 。「ソフト編」で触れると思いますが、Palm OS に比べてソフトウェアのサイズが大きいのか、バックアップには果てしない時間がかかりました。ボタン一発でシンクロが実現する Palm OS に比べて、Pocket PC の ActiveSync はまだまだな印象。正直、「え?まだこんにタルいの?」とびっくり。

高速でモバイル用途に最適化された XScale PXA250 400MHz だけど、速いのかイマイチ分かりません。というのは Internet Explorer で通常のサイト(例えばこのサイト)を見ると、かなり操作を受け付けなくなることが多いからです。特に移動中など通信が不安定な地域で利用すると、どこをタップしても「反応しません」という状況になりやすいです。Palm CLIE T600C を使っていますが、これで Web をブラウズしていても「操作を受け付けない」ことには遭遇しません。これも「ソフト編」でとりあげます。

なお、CPU のクロックを 400MHz / 200MHz / オートと変更することができます。バッテリーがなくなりかけた時にクロックを落としてしのぐことができると思います(今のところ「速すぎる」という印象ではないので 400MHz 固定にしてます)。

価格:
最高のハードウェアであるものの、値段はコンシューマを狙っているとは到底思えない \ 67,800(ビックカメラ)- 国内の Newton 販売よりはマシだね(笑)。Pocket PC 全体にいえることだが、ソフト開発やソリューションと抱合せた法人売りを想定していると思われる。メモリカードをつけて7万円突破というのは個人には「高嶺の花」というところ。

ハード的な結論:よくできたハード。スペックも魅力的。薄くてコンパクトで使いやすそう。液晶も大きくてグッド。スタイラスペンが7万円オーバーな割りに安っぽいのですが、Pocket PC の中ではトップクラスのハードだと思います。デザインも悪くはない。ただ価格がね。うーん。これで Newton OS や Palm OS が搭載されていたら5台くらい買ってるという感じです。

ソフトウェア編(予告):
Pocket PC 2002 の現状という大きな壁にぶつかります。搭載ソフトが豊富な Palm OS 搭載機との比較すると、かなりパフォーマンスが悪いという現実に直面するのでした(涙)。

NEWTON @ -AtMark- 久しぶりの PDA レビューです。Pocket PC は Compaq iPAQ レビュー以来でしょうか。iPAQ を使った時は「Internet Explorer の出来のよさ(というかパソコンと同じレンダリングをしてくれる)」に感動したものなんですが、今回の印象はちょっと違います。SONY CLIE T600C の Xiino + hrFontMapper という環境に比べると「閲覧する」という面ではカナリ劣ります。
GENIO e 550G もせっかくいいハードなんですが、「これで5万円台だったらなぁ」と思います。ハードのスペックの割りに出来ることが少なすぎるんですよね。まぁ、マーケットを考えると「法人売りの端末と考えると非常に満足のいくハード」ということになります。皆さんの反響お待ちしております。
 
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