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 Museum @ -AtMark- : Apple iPod
Last Update : 2004.1.5
Original : 2001.12.20

Apple iPod Apple Computer iPod

発表時期:2001年10月23日(リリース:英文日本文
販売価格:\ 47,800 / $399


Apple Computer の mp3 player である。

到着してこれまで、使わない日はなく、ディスクが擦れきれるくらいに活用しております(ちなみにディスクアクセスは 5曲分くらいを一気に読み込む時以外は発生しないようです)。現時点で、811 曲を iPod に入れています。コマーシャルのフレーズ「1,000曲がポケットに」なんですが、僕の場合、ジャズやプログレなど、1曲が異様に長いものが多くディスクも満杯です。曲数より時間のほうが共通の尺度でしょう。3:03:29:10 - 4.59G で、25.3MB の空きです。ぶっ続けで聴いても3日間かかる計算になります。

こんなに曲を転送しているのはマニアックと思われがちですが、そうでもありません。というのは、5GB という世界になると、「拾捨選択」なんてやってられなくなるからです。CD を片っ端からリッピングしそのまま転送するようになります。いちいち「好きな曲だけを転送」なんてしてられません(僕の場合、112アルバム入ってます)。そうなると、5GB では小さすぎます。なので、デフォルトの 160kbps → 128kbps にリッピングしなおし、ディスクスペースを稼ぐ作業を暇を見てやっています。

音質ですが、もともとが mp3 ですし、僕の場合は通勤時間や車の車内で聴くのが前提なので、品質より量を優先しています。これらの環境では 128/160kbps の差はあまりありません。僕の場合、ロックは 128kbps、ジャズは 160kbps でリッピングしています。。iPod は比較的プレーンな音質のようです。低音と中音域が持ち上げられているような気がします。高音が苦手なのが、プレイヤーの特性か、mp3 の特性かは分かりません。よって、固めの印象です。

さて、現時点で iPod の良いところ、悪いところをあげてみましょう。

良いところ

  • iPod はソングデータの管理が簡単。1,000 曲のレベルではソングデータの管理も重要。iTunes 2 との連携は当たり前のようですが、実はポイントなのです。
  • 曲の検索が簡単。アーティストリストやアルバムでの管理ができます。特にアルバムによる検索は他社の mp3 player にはあまりみられません。
  • 5GB の恩恵。やはり、ハードディスクベースの mp3 player はシリコンベースと概念が全く異なります。これは iPod に限りませんが、ハードディスクベースの収録曲数は強烈です。
  • デザイン。他社のハードディスクベースのプレイヤーに比べ、インターフェイスがわかりやすく、デザインもかっこいいです。
悪いところ
  • ちょっと重い。胸ポケットに入れてますが、夏服にはきつい重さかもしれません。かばんに入れれば関係ないのですが。
  • リモコンが欲しいところです。リモコンがないので胸ポケットに入れているんですね。
  • イコライザが欲しいです。プリセットものでもかまいません。他社の mp3 player はイコライザで驚くほど聴きやすい音になります。
さて、結論です。

iPod の価値は「ずばり音楽がどのくらい好きか」で決まるといえます。

単なるミュージックプレイヤーとしては価格が高すぎます。FireWire HD としての役割に価値を見出そうとする人もいるかもしれません(僕もそうだった)。けど、前述した通り、5GB にソングデータを入れ始めると、パソコンデータを入れるスペースはすぐになくなります。

iPod 「家のCDライブラリ、100枚分をいつでもどこでも聴ける」ことにビビビッとくる人は「買い」です。毎朝、ライブラリからどのCDを電車に持ち込むかを悩む人にもお薦めです。iPod ひとつで通勤でも旅行でもドライブでも満足のいく音楽環境を作ることができます。

逆に、たまに音楽を聴く人や友人や兄弟のCDを借りて聴く程度の人は、オーバースペックです。MD や CD player で十分です。音飛びが嫌な人は MD をお薦めします。だいたい、そんな人は mp3 にリッピングするのも面倒なはず。無理にパソコンの世界に音楽を結びつける必要はないのです。

価格に抵抗ある人は、上にあげた音楽環境にビビビッとくるか考えてみてください。くる人にとって、iPod の5万円は非常に安い買い物です。こない人は、PDA やプレステでも買いましょう。そちらの方があなたに向いていまし、満足度も高いはずです。




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