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 ソフトシンセ・カタログ 

ソフトシンセ(ソフトウェアベースの音源)をまとめたガイドです。音楽環境の整備にどうぞお役立て下さい。

当然ながら、ソフトを所有している訳ではありません。ソフトシンセを使っているあなた!コメントを載せてみませんか?名前、ソフト名、使用環境を明記の上、コメントを送って下さいまし。宛先は[email protected] まで。

今後、Mac OS X(続々発表されている Audio Units プラグイン)の情報に最適化するため、Windows 環境での動作を対象から外しました。これから音楽やるなら Mac OS X です。

最終更新:2003.1.28


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 復刻系ソフトシンセ

実在する楽器をシミュレートする、いわゆる「復刻系ソフトシンセ」です。ソフトウェアベースシンセサイザーの登場により、シンセに興味がある人への敷き居が恐ろしく下がったなぁと実感します。ビンテージシンセは、安定して動作しないだの、設置場所だの、MIDI がないだの、メンテナンスだのとハンドリングが大変です。ソフトシンセなら憧れの機種が数万円で手に入る。ハードを実際に購入するほどの「興奮」と「所有感」はないのでしょうが、材料的には「徹底的にエディットする」環境は手に入るわけです。

「いい時代になったなぁ」と思う反面、シンセのソフト化がハードのシンセを絶滅に追い込まないことを祈るばかりです。


ReBirth 2.0.1

ReBirth 開発元:Propellerhead Software
国内販売:megafusion(ReBirth)
価格:------
音色デモ:○(Propellerhead Software)
デモバージョン:○(Propellerhead Software)
Mac OS X 対応:ネイティブ対応を表明

ソフトウェアシンセの草分け。Propellerhead Software のドラム(&ベース)音源ソフト。Roland TB303 / TR808 / TR909 をシミュレートする。テクノ系リズム音源として重宝されたこれら実機は、当然 MIDI なんてついておらずシンクが大変であった。よって、これらの音源をサンプリングして演奏に使うのがほとんどであった時代にこの ReBirth は登場した。

音色のリアルタイムエディットが可能な ReBirth はテクノシーンに強烈に受けた。一定のビートに、ゆっくり開いたり閉じたりするフィルターがかかったアルペジオをのせるパターンはテクノの基本中の基本。それがこのソフト1台で可能になった。専用のコントローラもでたものだ。

1997年にリリースされた ReBirth は順調に成長し、コアユーザがハックにより編み出したスキンや音源の変更が可能な Mods を正式サポート、音源を追加しつつ現在に至る。基本的にはスタンドアローンであるが、ReWire でホストアプリケーションのチャンネルにダイレクトに立ち上げることができる。ソングや Mods の公開も盛ん。これ一本で相当楽しめます。

Audio Units MAS VST ReWire ASIO STAND ALONE
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Pro 53

PRO 53 開発元:Native Instruments
国内販売:MIDIA(Pro 53)
価格:\27,000
音色デモ:×
デモバージョン:○(Native Instruments)
Mac OS X 対応:×

Sequential Circuits Prophet-5 をシミュレートしたソフトシンセサイザー。アナログシンセの黄金時代を堪能できる。往年の名機シミュレートしたいわゆる「復刻系」ソフトシンセの元祖といえる。実機をほぼそのままにしたインターフェイスは音楽業界に強烈にアピールした。

様々なオーディオインターフェイスに対応し、Prophet-5 の SysEx サウンドデータを読み込むが可能。これひとつで、テクノから R&B まで幅広く対応できる。同時発音数に制限がなかったり、MIDI シンク、複数コンソールの立ち上げなど、ソフトシンセならではの利便性がグッドです。

2003.1.29 : Prophet-5 シミュレートだった Pro シリーズは着実に進化し、現在は Pro 53 として販売中。Prophet-5 の原型からかなり離れたな。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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PPG Wave 2.V

PPG Wave 2.V 開発元:Waldorf Electronics
国内販売:スタインバーグジャパン(PPG Wave 2.V)
価格:\32,800
音色デモ:○(Waldorf Electronics)
デモバージョン:○(Waldorf Electronics)
Mac OS X 対応:

世界初のデジタルウェーブを音源とした PPG Wave 2 をシミュレートしたソフトシンセサイザー。青いボディに電卓のようなキーがついていた、当時でも実に印象的なデザインであった。高価(うん百万円)なシンセで雑誌か、ライブでしかお目にかからなかったキーボード少年、夢のマシンだったのだ。

このソフトも鮮烈な実機のデザインをモチーフにしている。そのユニークな音色について、ぜひともデモソングを視聴して欲しい。実機にはなかった(だろう)マルチティンバーが可能で、デフォルトの音色も PAD 系など面白いものが多い。価格は少々高いが、ドリームマシンの音が3万円弱で入手できるなら安いものだ。僕的にはボディに惹かれたので、ジャンクであってもハードが欲しい(笑)。

2003.1.18 : いつの間にか Mac OS X 対応していたんですね。ホストアプリケーションの対応だけで動作する模様。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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FM7

FM7 開発元:Native Instruments
国内販売:MIDIA(FM7)
価格:\ 42,000
音色デモ:○(Native Instruments)
デモバージョン:○(Native Instruments)
Mac OS X 対応:×

Yamaha DX7 をはじめとする FM音源 Yamaha DX シリーズをシミュレートしたソフトシンセサイザー。Yamaha DX7 は、アナログシンセサイザー全盛期の 1983 年に彗星のごとく登場した。FM 変調を音源としたその音色は金属音系を得意とし「時代はデジタル」を感じさせたものだ。歴史上最も売れたシンセサイザーとして有名。

NI FM7 は DX7 / DX7-II / DX11 / TX81Z / DX21 / DX27 / DX100 / TX802 の音色データを読み込むことができるという完全な再現性を実現している。またオリジナルに存在しない、ディストーション&アナログフィルターオペレータを搭載。実機は MIDI チャンネルが単一固定だったり、重量が重かったり、エフェクトが内蔵されてなかったりしたものだがこれで解決だ。機関車などの DX7 オリジナルプリセットを FM7 で聴いてみたいものだ。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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B4

B4 開発元:Native Instruments
国内販売:MIDA(B4)
価格:\ 33,000
音色デモ:○(Native Instruments)
デモバージョン:○(Native Instruments)
Mac OS X 対応:×

コンボオルガンの名機 B3 とレスリースピーカーをシミュレートしたソフトシンセサイザー。デジタルシンセの再現はなんとなく想像がつくが、電気的な発信を音源としている B3 をこのソフトは見事に再現している。デモソングを聴く限り、出音がパソコンによるものとは思えない。喫茶店でノートパソコンで B3 + レスリーをプレイできるという、とんでもない時代に突入したもんだ。

別売の B4 Tone Wheel Set "Vintage Collection" を使うことで、Vox Continental、Farfisa Compact、Harmonium のトーンホイールと取り替えるという芸当もできる。また、トーンホイールの「経年変化」を再現できる。B3 Trash(要修理)のトーンホイールサウンドから新品ホヤホヤ B3 classic まで6段階で指定が可能というマニアックさ。いやいや驚き。

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EVP73 - Emagic Vintage Piano 73

EVP73 開発元:Emagic Soft - und Hardware GmbH
国内販売:MIDA(EVP73)
価格:\ 15,000
音色デモ:EVP88 のもの(Emagic)
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:×

Fender Rhodes をシミュレートしたソフトシンセサイザー。Fender Rhodes の音に取り憑かれ、中古ローズを試したり(実際に持ち歩けないので断念)、様々な音源を買ったり( Ensoniq MR-Rack の Rhodes は良い)してきた僕にとって、このソフトは衝撃的だった。しかしながら、このソフトの前身である EVP88 は、Logic Audio 専用ソフトだったので、僕の視野から遠ざかっていった。このカタログを作成していて気がついたのだが、いつの間にか EVP73 という VST 2.0 Plugin 版が発売されているではないか。

EVP73 は Fender Rhodes Stage Piano Mk II をシミュレートしている。音の再現はデジタルサンプリングではなく、ネイティブ・リアルタイム・トーンジェネレーションというデジタルモデリング手法で再現されているという。EVP88 は、Rhodes Stage / SuitcaseMk I、Mk II 、Wurlitzer Electric Piano 200A、Hohner Electra Piano と幅広いエレピに対応している(価格も \30,000 と高い)。あと、ソフト名が表す通り、EVP73 は73鍵盤、EVP88 は88鍵盤を発音する。

エディットできるパラメータは実にシンプルで、ステレオトレモロ機能がついている。ダンパーペダルのノイズも再現するとのことだが、ペダルを踏む力や勢いは考慮されないだろうから、パラメータの設定に加えベロシティにいくぶん比例する傾向があるようだ。Herbie のインタビューのプレイを見ても、強く弾いた時のバラツキが少々足りない( Keyboard Magazine のレビューにもだいたい同じような指摘が)。

Rhodes は電気楽器であるが鍵盤構造はアコースティックに近い。特に Rhodes のプラスチック鍵盤のレスポンスやダイナミックスは独特。EVP88 のデモサウンドを聴く限り、なんか洗練されすぎている感じ(厳しすぎるか)。といっても、実機を再現するには、ベロシティだけではコントロールパラメータが不足なんだろう。ハモンドを弾いた経験はほとんどないに等しいが、Rhodes はカナリ弾いていたのでレビューが厳しくなりました。欲しくても使えない嫉妬もあります(笑)。欲しいなぁ。

なお、Emagic のページには Herbie Hancock と George Duke のインタビュー映像があります、必見。

2003.1.28 : Emagic は Apple の子会社になりました。Emagic として Mac OS X では Audio Units のみを対応すると宣言しています。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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The Grand

The Grand 開発元:Steinberg
国内販売:スタインバーグジャパン(NAMM2002 The Grand)
価格:未定
音色デモ:○(Steinberg)
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:×

Rhodes 、B3 オルガンの音源化が可能なら、グランドピアノもできるだろう、といわれてもイマイチ信用できないのだが、デモを聴く限りよくできている。まぁ、1.3GB のサンプルで構成されているので、ほとんど「Giga Sampler 」みたいなものか。

本当にグランドピアノと区別がつかないかではなく、このサウンドクオリティをライブやバンド練習で生かせる方に価値がありそう。ハードウェアのシンセサイザーやキーボードの音よりは確実にいい。だって、1.3GB のサンプルなんだから。VST のみというのが悲しい。また、要求するコンピュータのスペックも高い。スクリーンショットが笑える。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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JunoX²

JunoX² 開発元:reFX
国内販売:--
価格:$30.00/€ 36.40
音色デモ:○(reFX)
デモバージョン:○(reFX)
Mac OS X 対応:×

Version 1.3 から Mac OS に対応。晴れてこのページで紹介することができました。Roland Alpha Juno を意識した VST Instruments 。デモサウンドを聴く限り、サウンドは良くも悪くも "Alpha" Juno 。DCO 的というかデジタルノイズがかったアナログな音が印象的です。内蔵のコーラスな感じもよく出ています。ちなみに、Alpha Juno は DCO ながら、VCF/VCA を使ったデジタルとアナログのハイブリッドだったんです。だから音色が太かったんですね。

JunoX² は 22 のオシリエーターウェーブフォームを持ってるので、実機よりバラエティに富んでいるのかもしれません。コンソールは超シンプル。価格もお手ごろなので1台持っておくのもいいかもしれません。

ところで、マニュアルが PDF でダウンロードできるんですが、このマニュアルが「超シンセの基礎」という感じの出来で好感が持てます。これ以上ないくらいシンプルだけど、シンセの根本がここにありますね。

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The Oddity

The Oddity 開発元:GMEDIA Music
国内販売:Media Integration
価格:\ 19,800
音色デモ:○(GMEDIA Music)
デモバージョン:○(GMEDIA Music)
Mac OS X 対応:×

Arp Odyssey をシミュレートした VST Instrument 。「オリジナルパッチ64種類 x 4バンクと、Arp Odysseyオリジナルパッチを再現した64パッチの、計320プリセット」というのが、見たことはあるけど演奏したことのない世代にとっては嬉しい。

デモ版を試していないので分からないのですが、実機はモノフォニックだったと思います。The Oddity もモノフォニックなのでしょうか?ハービーハンコックも使ってたなー。VST でしか動かないのが残念。

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 サンプラー系ソフト

ハードウェア・サンプラーがメモリという価格の高い部品の容量の制約を受けつつ、音源の蓄積にハードディスクなどのストレージを搭載するように進化した現在、その実像はコンピュータに限り無く近付いていたのかもしれません。ソフトウェアベースサンプラーには、ドラム音源系、大容量系、Loop 再生系と目的により様々なソフトが用意されています。


Kontakt

Kontakt 開発元:Native Instruments
国内販売:MIDA(Kontakt)
価格:\ 55,000
音色デモ:×
デモバージョン:○(Native Instruments)
Mac OS X 対応:×

待望の Native Instruments のソフトウェアサンプラー。後発だけに期待も高い。優れたサンプリングエンジンを持ち、256 Stereo ボイスを扱うことができる。ピッチとタイムストレッチを独立してコントロールしていて、タイムストレッチを自動で行ない発音するモードを持っている。8 - 32bit の AKAI S-1000/3000 / SoundFont 2 / REAKTOR Map / LM4 / AIFF / WAV を取り込むことができる。他の NI 製品と同じく幅広いプラグインフォーマットに対応しているので、MAS (Digital Performer) 対応サンプラーの決定版になるかもしれない。ASIO では、32 アウトプット(256 Stereo ボイス)でハードウェアサンプラーより低いレイテンシーで動作するといわれている。マジ?

執筆時点で製品が出荷されていないので、レビューは見当たりません。3GB を越えるオーディオサンプルを収録して出荷されるということなので、これはお買得かもしれません。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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HALion

HALion 開発元:Steinberg
国内販売:スタインバーグジャパン(HALion)
価格:\39,800
音色デモ:×
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:×

32bti 対応の VST Instrument サンプラー。16ch マルチティンバー、128 プログラム、最大256ボイス。

WAVE / AIFF / AKAI / EMU / SoundFont2 / LM4スクリプト / REX / SDII フォーマットに対応。Wizoo 社とeLAB 社のハイクオリティサウンドライブラリー付属(CD-ROM×4 -1600MB以上)する。サイトには「リアルタイム演奏するためには、レイテンシーの低い ASIO 対応サウンドカードを使用する必要があります。」との注意書きもある。標準で付属するライブラリーはずいぶんと豪華ですね。幅広い楽器をサポートしています。Wizoo - Fender Rhodes Suitecase / Rhodes Scase Autopan / Soft Chorus Suitecase / Rhodes Mark 1 なんて試してみたいなぁ。というか、ライブラリが欲しい(笑)。

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Unity DS-1

Unity DS-1 開発元:BitHeadz Inc.
国内販売:メディア・インテグレーション(BitHeadz)
価格:\79,800
音色デモ:×
デモバージョン:○(BitHeadz)
Mac OS X 対応:

強力な機能を備えたソフトサンプラー。価格も強力。

AKAI S1000/S3000、SampleCell、SDII、AIFF、CD-Audio、WAVE、SoundFont 2.0、 DLSファイルの読み込みが可能。サンプリング周波数は 96kHz まで対応し、単なるプレイバックサンプラーとは異なる、強力なエディット機能を備える。ハードウェアサンプラー並のフィルターやモデュレーションを搭載し、アルペジエータまである。Automatic publishing of OMS and FreeMIDI names なんて機能も便利そう。サウンドアウトプットも多彩で、ReWire にも対応する。最近のアップデートで VST / RTAS にも対応した。脱帽。

あまりに高機能だからか、本気でハードウェアサンプラーからスイッチする人が対象のような感じがする。国内では見かけないが、高品質サウンドはそのままにエディット機能が省かれた Unity Player というのも存在する。Unity DS-1 が $449、Unity Player は $199 だ(DS-1 の国内価格、高すぎないか?)。

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予定




Mach Five

Mach Five 開発元:MOTU
国内販売:Musetex
価格:$395
音色デモ:×
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:

24bit/192Khz、5.1 Ch サラウンドを特徴とするサンプラープラグイン。「まさか MOTU がサンプラーを作るとは」と感じたのですが、やはりベースとなるソフトは他社のもので、そのかいあって Windows XP にも対応するハイブリッド。読み込み可能なサンプルフォーマットも多種多彩、Akai, SampleCell, HALion, EXS24 , Gigasampler, Kurzweil, E-mu, Roland,Wave, AIFF, SDII, REX .etc... となんでもアリ。対応するプラグインフォーマットも満点です。またエフェクトも内蔵しているとのこと。

まだ発売されていないので、なんともいえませんが、個人的にはインターフェイスが暗くて恐いです。あとオーディオサンプルが付属する予定はないというのは困りものです。

作ったのは Ultimate Sound Bank dot com の模様です。2003年第一四半期出荷予定。

Audio Units MAS VST RTAS HTDM STAND ALONE
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 ドラムマシーン系ソフト

ドラム&リズム隊は音楽に必ずといっていいほど必要。リアルで使いやすいドラム音源というのは需要があるものです。ソフトウェアベースサンプラーのような機能がベースになっている商品が多いようで歴史も古いです。機能はシンプルで使いやすさが重要なようですね。


BATTERY

BATTERY 開発元:Native Instruments
国内販売:MIDA(BATTERY)
価格:\ 28,000
音色デモ:○(Native Instruments)
デモバージョン:○(Native Instruments)
Mac OS X 対応:×

ドラム音源系のソフトサンプラー。8 - 32bit の AKAI S-1000 / SoundFont 2 / REAKTOR Map / LM4 / AIFF / WAV を取り込むことができる。MAS にも対応しており、Steinberg LM4 に惹かれながらも指をくわえていた MOTU DP3 ユーザにもお薦めだ。マトリックスに音源を配置するだけで、メモリが許す限りサンプルを取り込むことができる。

なんといっても操作系がシンプルで、ドラムキットを読み込むだけですぐ使えるようになる。サンプルのリバースやコンプ、ストレッチも可能で、必要に十分の機能を備えている。楽器は演奏してナンボ。楽器としてのシンプルさが非常に気持ちいいです。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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LM4 MkII

LM4 MkII 開発元:Steinberg
国内販売:スタインバーグジャパン(LM4 MkII)
価格:\ 19,800
音色デモ:×
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:

VST Instrument として登場した LM4 がバージョンアップ。ドラム音源を前提としたサンプラー。

BATTERY が手本にしたと思われるソフトで、使い易いシンプルな作りになっている。Mk II ではアウトプットが 12 に拡大し、32bit までのファイルを扱うことができるようになった。LM4 Kit Connection というドラムサウンドライブラリーも発売されており、Steinberg の意気込みを感じる。機能的には BATTERY の方が音色をエディットで一歩進んでいるが、BATTERY にしても、LM4 にしても自分のお気に入りのドラムセット(サウンドライブラリー)を持っているかで利便性が大きく変わる。探究するというより、とにかく使い倒したいソフトだ。

2003.1.28 : Mac OS X 対応アップデータがでていますね。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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LM7

LM7 開発元:Steinberg
国内販売:スタインバーグジャパン
価格:単体発売なし
音色デモ:×
デモバージョン:×
Mac OS X 対応:×

CuBase VST 5.1 Mac/PC に付属するバーチャルインストゥルメント。LM4 の子分みたいなもの。24Bit 、12音ポリ、Kompressor / 909 / percussion のドラムセット付属、オートメーション対応。画面も LM4 そっくりですね。

いいなぁ、Cubase はいろいろ付いてきて(笑)。

Audio Units MAS VST RTAS ASIO STAND ALONE
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